再映で人のセックスを笑うな、をみた。

人のセックスを笑うな [DVD]

人のセックスを笑うな [DVD]


マックで てりやきマックセットを買って
持ち込みながら、『持ち込み禁止』に気付いたけど
周りの人も 手にミスドやらパン屋の袋持ってて
胸を張って入ってしまったよ。
てりやきマック久しぶり。


映画自体は、なんていうか、うわーって感じ。
もう、アトリエで毛布の中で 手をいじりあってる姿とか
大丈夫ーーー?(実際 松山ケンイチはめろめろだったんでしょ?)と
不安になるほど、もうどこから演技で どこまで素なのーって言う。
ちょっとした笑い方とか、ちょっとした言葉の語尾とか。
まあ、個人的には 最後に堂本とえんちゃんが
学校に花火持って現われたあのシーンが。
リアル。なに、リアル。
「もう会えなくなると思ったから」みたいなあれ、何。あれ。リアル。
「手、つなごっか」
もうしないとか言って、しかけようとするところとか、
ぎゃーーーーー!!って感じ。やめてーーー!ときめくーーー!
アレ何ーーー。もう 一番ときめいた。あのシーン。
いや、勿論 みるめとユリのシーンもすごいけど。
映画全体が テンション高まることなく やけに日常的でリアル。
セリフなんて一つも決まってないとか言われても
ですか、そうですか、それでですか、って言いたくなるくらい。


話全体としては、すごい長いのね。長い。
一つのシーンが長いっていうか。
若干飽きちゃうけど、でも、その長い 間の後に来るときめきが。
いや、だって、みんな知ってるだろ、あのときめき。
役者さんってすごいなぁー・・・。
だって、なんかプライベート見られてるみたいやん。
でも、なんか、辛いって一瞬も思わなかった。
辛い話なんだけど、みるめの気持ちになることは一瞬もなかった。
うーーん、他の人もそうだな。
結局 全部 人のセックスを笑うなって言う感覚。
人の恋を見てるの、ちょっと自分のこともフラッシュバックしたりして
本人はすごく真剣で必死で忘れたくても
会わない日だって結局は 恋焦がれてて、切ないのに
それを 少し客観的に見てる感じ。
でも、冷めてるわけじゃないの。
だって、恋愛を知ってるからね、みんな。
だから、みんな 人の恋愛は人の恋愛で
気持ちわかる部分あるけど、なんでこうしないのとか思っても
結局 自分の恋愛は自分の恋愛でさ、
人のこと笑っても、人に笑われても、
シリアスになれるのなんて 自分の恋愛だけなんだーってことを感じたり。
うまくいえてないなー。
人のセックスを笑うな、だよ。


原作読みたいなー。