かわいいかわいい みゃあ。

かわいくて 気が狂いそうだった。
涙がねー、こぼれてねー、目がはれるほど 結局泣いたよねー。
きっと寂しかったんだろうけど、
私の元から離れないし、
やたら膝の上に乗ってくるし、
顔をじっと見てくるし、
甘がみするし、
私に向かってふみふみし続けるし、
ほんとにほんとに かわいくて。
自分の気持ちに区切りがつかなかった。


本当は、昼過ぎに帰るつもりだったのに、
結局 最終バスの時間まで 離れることが出来なくて。
最後は 電気を消したら みゃあがテーブルの下に隠れた。
触ろうとしても、体をすぼめて じっと見てるだけだった。
きっと、また 人がこの部屋から出て行くのが 嫌だったんだろうなー。
悲しくて、かわいそうで、涙が出た。
みゃあと一緒に 一生いきていけたらいいのに。
でも、自分で かぎ締めて、鍵をポストに返して、
これできっと お別れになっちゃうんだろう。
帰りのバスも、涙が出てきて、勝手に止まらないし 情けなくて
チケット予約してたのに、約束すっぽかして、何やってるんだろうって思いながら。
断ち切れない気持ちに 苦しくて参った。
参った。
参りました。
参っています。