ふと思い出すのは

ノイズライブ。ぷっ
前つきあってた人の部屋の前の一軒家に 小さな女の子が住んでいて、
(っていうか、最初に見たときは赤ちゃんだった)
おばあちゃんとお母さんと 天真爛漫な女の子の会話がいつも面白かった。
女の子がわーわーゆって、おばあちゃんは流す。
女の子のちょっとうっとおしい感じと、
おばあちゃんの流しっぷりが 見事なギャップを生み出して
休みの日に 1人で留守番してても、
聞こえてくる会話ににやにやが止まらなかった。
そんな女の子があるときから 買ってもらった 
マイクセットのおもちゃ(たぶんカラオケ風に遊べる)で
歌声をお披露目するようになったんだけど、
まだ言葉がほとんどしゃべらないから、
マイクを使って奇声を発するだけ。
奇声と高音ノイズが 近所にとどろく。
休みの日の朝から そんな騒音が鳴り響いて
初めて聞いたときは とてつもなくビックリしたんだけど、
帰ってきたあいぼうの人に、今日起きたことを説明したら
「あーノイズライブやろ」って普通に言ったのがおかしくて
私はちょっと 甘やかしてるなーって思ったんだけど、
あいぼうの人は 普通にそういうのも楽しんでて
そういうところがすごい面白くて好きだったなぁと。
ふと、思い出したりした。
とんでもない人の失敗も 悪乗りではなくて
楽しむ余裕があって (ちゃんと導いてくれるんだけど)
そういう余裕に失敗した方は救われる。
ああいう余裕のある人はいいなー。なりたい。
ノイズライブ懐かしいなー。
ちなみに、終わりの方では、その女の子も すこーし成長して
ノイズライブを聞く機会もぐんと減ったっていう。
懐かしいー。